「パンチを打ったら手首を痛めた」
「トレーナーに手首を鍛えるよう言われた」
「手首が弱くて強いパンチが打てない」
手首が弱いとパンチを打ったときにケガをしやすいです。
さらに一度痛めてしまうとクセになりやすく、常に手首を気遣いながら練習しなければなりません。
そんな状態では密度の濃い練習をすることはできません。
元プロボクサーで少林寺拳法初段の僕が「パンチ力を上げる手首の鍛え方」について解説します。
手首の不安がなくなれば100%の力でパンチを打つことができます。
もし今まで80%の力でパンチを打っていたとしたら20%分もパンチ力がアップすることになります。
手首を鍛えてパンチ力をアップしましょう。
強いパンチを打つのになぜ手首を鍛える必要があるのか
まず初めに言っておくと、手首の力が直接パンチ力に影響するわけではないです。
手首を鍛える目的は”拳がグラグラしないように固定する”こと。
手首が弱いとパンチの衝撃で拳がぐらついてエネルギーをロスしてしまいます。
それだけではなく手首が曲がってしまい捻挫などのケガにつながります。
パンチ力がある人ほど手首を痛めやすいです。
パンチ力アップ、怪我の防止のために手首を鍛えましょう。
手首を鍛える筋トレ種目
手首を鍛えるといっても手首自体が太くなるわけではありません。
実際には手首を支える前腕の筋肉を鍛えることになります。
これらを鍛えられる筋トレ種目を紹介していきます。
パンチ力を上げるのにおすすめの筋トレ
- 拳立て伏せ
- リストカール
- リバースリストカール
- リストスピネーション
- リストローラー
- パワーボール
各種目ごとの詳しい説明をすると長くなってしまうのでここでは割愛します。
手首を鍛える道具
手首を鍛える道具を紹介します。
手首を鍛える道具
- リストハンマー
- リストローラー
- パワーボール
リストハンマー
角度を変えて動かすことで、色々な方向から手首を鍛えることができます。
リストローラー
重りを巻き上げて下ろす動作を繰り返すことで手首を鍛えることができます。
パワーボール
内臓されたボールを回転させ、その遠心力に抵抗することで手首・握力・前腕を鍛えることができます。
手首を鍛えて強いパンチを打とう
このページでは強いパンチを打つのに欠かせない手首のトレーニング方法について紹介しました。
パンチを打つと手首を痛めてしまうという人はそもそもフォームや拳の当て方が間違っている可能性があります。
手首を鍛えることも重要ですがまずは基本的なことを見直してみることをおすすめします。
この記事を読んで「パンチが強くなった」「試合に勝った」など少しでもあなたの力になれたなら幸いです。
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