「パンチは足で打つと言うけど本当?」
「どこを鍛えたらパンチが強くなるのか知りたい」
「相手を倒したい」
パンチ力を上げたいと思ったときどこを鍛えますか?
腕や胸など上半身を鍛えがちですが実はパンチ力を強くしたいなら下半身つまり足の筋肉を鍛えることが大切です。
このページでは、元プロボクサーで少林寺拳法初段の僕が「強いパンチを打つ足の筋トレ」について詳しく解説します。
みんながやってるのと同じ筋トレをしてても差はつきません。
正しい筋トレの知識を身につけて差をつけましょう。
強いパンチを打つのになぜ足の筋肉が必要か
「パンチは足で打つ」と聞いたことがある人もいると思います。
パンチはまず足で地面を蹴り、腰を回転させ、上半身にパワーを伝えて打ちます。
ここで重要になるのが足のパワー、つまり筋肉です。
人間の筋肉は7割が下半身、残りの3割が上半身にあります。
3割しかない上半身を鍛えるより7割を占める下半身を鍛えたほうがより強いパンチを打てるということです。
足の筋肉の役割
ひと口に足の筋肉といってもそれぞれ役割があります。
何のためにどこを鍛えるのか意識して筋トレを行いましょう。
強いパンチを打つ上で特に鍛えるべき足の筋肉は4つ
- 太もも(表)
- ハムストリングス(太ももの裏)
- お尻
- ふくらはぎ
それぞれ説明していきます。
実際にパンチの動作をしながら各筋肉の使われ方を確認してもらうとイメージしやすいと思います。
太もも(表)
主な役割:膝を伸ばす・足を前持ち上げる
人間の身体で一番大きな筋肉です。
パンチの動作では地面を蹴る・壁を作る(踏ん張る)ときに使われます。
ハムストリングス(太ももの裏)
主な役割:膝を曲げる・足を後ろに持ち上げる
太もも(前)とセットになっていて逆の動きをします。
パンチの動作では地面を蹴る・壁を作る(踏ん張る)ときに使われます。
お尻
主な役割:股関節を動かす・骨盤を支える
パンチの動作では地面を蹴る・壁を作る(踏ん張る)・腰を回すときに使われます。
ふくらはぎ
主な役割:姿勢の維持・足首の曲げ伸ばし
パンチの動作では地面を蹴るときに使われます。
足を鍛える筋トレ種目
これらを鍛えられる筋トレ種目を紹介していきます。
パンチ力を上げるのにおすすめの筋トレ
- スクワット
- デッドリフト
- ブルガリアンスクワット
- ランジ
- パワークリーン
- カーフレイズ
各種目ごとの詳しい説明をすると長くなってしまうのでここでは割愛します。
強いパンチは足で打つ
このページでは強いパンチを打つのに欠かせない足の筋肉とそのトレーニング方法について紹介しました。
筋トレはついつい上半身ばかりやってしまいがちですが強いパンチを打つためには下半身の筋トレも重要です。
僕も現役のときは筋トレのメインは上半身でした。
下半身は筋トレというよりは走り込みくらい。
周りの人達もそんな感じでした。
この記事を読んだあなたはぜひ下半身の筋トレをしっかり行ってライバルに差をつけてください。
この記事を読んで「パンチが強くなった」「試合に勝った」など少しでもあなたの力になれたなら幸いです。
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