「フォロースルーが大事って聞くけど具体的にはどうしたらいいの」
「パンチ力を上げたい」
「相手を倒したい」
フォロースルーができていないといくら力が強くても倒すようなパンチは打てません。
このページでは、元プロボクサーで少林寺拳法初段の僕が「強いパンチを打つためのフォロースルー」について詳しく解説していきます。
フォロースルーがしっかりとできるようになると突き刺すような鋭いパンチが打てるようになりますよ。
フォロースルーとは
フォロースルーとはインパクトの後に最後まで振り切る動作のことです。
パンチで言えばパンチが相手に当たった後の動作のこと。
単純に言えばパンチが当たったあとも振り切る。ということです。
100メートル走でも100メートルぴったりで止まりませんよね。
それと同じです。
パンチが当たったところで止めては強いパンチは打てません。
拳ひとつ分相手に突き刺さるイメージで打ちます。
そのときバランスを崩さないように注意しましょう。
フォロースルーの練習
ここでは右ストレートを打つ場合を想定して解説します。
まずサンドバッグを打つときにパンチが当たったところで止めてください。
そこからさらに拳ひとつ分腕を伸ばす余裕がありますか?
あればそこからサンドバッグを押すようにググーッと腕を伸ばしてください。
なければ離れすぎです。もっと近づきましょう。
逆に拳ひとつ分以上に腕が伸ばせるという人は近づきすぎです。離れましょう。
実際にサンドバッグを打つときに腕は伸ばしきれないのですが腕を伸ばしきってから戻すイメージを忘れないようにしてください。
ミット打ちのときなどはミットの裏側まで撃ち抜くイメージを持ってパンチを打ちましょう。
注意点として押し込むように打ってしまうとパンチのキレがなくなってしまいます。
イメージとしてはあくまで一瞬で突き抜けてすぐにパンチを戻します。
フォロースルーができれば突き刺すようなパンチが打てる
フォロースルーをしっかり意識しないと相手に突き刺すような強いパンチは打てません。
身に付くまでひたすら反復練習をしましょう。
いつの間にか間違ったやり方になっていることがあるのでたまにこのページを読み返して基本を忘れないようにしてください。
この記事を読んで「パンチが強くなった」「試合に勝った」などあなたの力になれば幸いです。
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