「パンチ力を上げる筋トレ方法を知りたい」
「どこを鍛えたらパンチが強くなるのか知りたい」
「相手を倒したい」
パンチ力を上げるにはがむしゃらに筋トレしても意味がありません。
このページでは、元プロボクサーで少林寺拳法初段の僕が「パンチ力を上げる腹筋トレーニング」について詳しく解説していきます。
みんながやってるのと同じ筋トレをしてても差はつきません。
正しい筋トレの知識を身につけて差をつけましょう。
強いパンチを打つのになぜ腹筋が必要か
格闘技をやっている人が腹筋を鍛えるのは「ボディブローをもらったときに耐えられるようにする」じゃないでしょうか。
僕も現役のときはその目的で腹筋をやっていました。
でも実は腹筋はパンチを打つときも重要な筋肉なんです。
腹筋の役割
腹筋は大きく3つに分けることができます。
腹筋の構造と主な役割は以下の通り。
腹筋の構造と役割
- 腹直筋:体幹を曲げる
- 腹斜筋:体幹を回旋させる
- 腹横筋:腹圧をかける
それぞれ説明していきます。
実際にパンチの動作をしながら各筋肉の使われ方を確認してもらうとイメージしやすいと思います。
腹直筋
主な役割:体幹を曲げる
いわゆるシックスパックといわれる筋肉です。
主な役割は体幹を曲げることですが回旋にも使われます。
パンチの動作では体幹を固める・体幹を回旋させるときに使われます。
腹斜筋
主な役割:身体を回旋させる
脇腹の筋肉です。
パンチの動作では体幹を回旋させるときに使われます。
パンチ力をアップさせる上で特に重要な筋肉です。
腹横筋
主な役割:腹圧をかける
腹圧とはお腹に力を入れて体幹を固めることです。
これができていないと強い力は出せません。
試しにお腹の力を抜いたままパンチを打ってみてください。
全然力が入らないと思います。
パンチの動作では打つ瞬間に体幹を固めるときに使われます。
腹筋を鍛える筋トレ種目
これらを鍛えられる筋トレ種目を紹介していきます。
パンチ力を上げるのにおすすめの筋トレ
- クランチ
- レッグレイズ
- ドラゴンフラッグ
- ハンギングワイパー
- アブローラー
- パワークリーン
各種目ごとの詳しい説明をすると長くなってしまうのでここでは割愛します。
強いパンチは腹筋も使って打つ
このページでは強いパンチを打つのに欠かせない腹筋とそのトレーニング方法について紹介しました。
腹筋はボディーブローに耐えるためにもちろん重要ですがパンチにも使う筋肉です。
その意識を持って筋トレするのと持たないで筋トレするのでは結果がだいぶ違ってきます。
ぜひパンチを打つ意識で腹筋を鍛えてください。
この記事を読んで「パンチが強くなった」「試合に勝った」など少しでもあなたの力になれたなら幸いです。
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